こんにちは!長野スタートアップスタジオ学生インターンの吉田です。
2月27日(木)に行われた進捗共有会の様子をレポートします!

今回は、3月21日(金)に予定されているDEMODAYに向けて、事業の進捗や現状の課題を共有し、ピッチ練習を行いました。コメンテーターの池森さんからのフィードバックもあり、大変有意義な会となりました。

今回は、池森さんが会の中でお話しされた、参加者と現在起業を目指す人に向けたアドバイスを紹介します。

ターゲットセグメント

スタートアップでは、プロダクトの開発に集中するあまり、ターゲットセグメントの整理が後回しになってしまうことがあります。大切なのは、「誰のどんな課題を解決するのか」を明確にすること。
例えば、女性コミュニティと飲食店の両方に価値を提供しようとしても、結果的に飲食店の方が大きなメリットを感じている場合、本当に届けたい相手にあったアプローチを見直すことが大切です。

一度に複数の課題を解決しようとするのは難しいため、似たような課題でも細かく分けて考えることで、より深く本質的な価値を提供できます。まずは一つの領域にフォーカスし、高い解像度で課題を捉えることで、より多くの人に響くプロダクトを生み出せるはずです。

スタートアップをするために仲間を集める

大きなビジョンを形にするには、自分一人の力だけでは限界があります。そこで重要なのは仲間集めです。共感してくれるメンバーや専門知識を持つ人を巻き込むことで、アイデアの実現可能性が一気に高まります。そのためには、自分の考えをわかりやすく言語化し周囲に伝える力も必要です。例えば、NSSの開催するイベントに参加して、同じ志を持つ仲間を探しに行ったり、ピッチをして自身のアイデアを共有したりとNSSを最大限活用していただきたいです。

プロダクトは最後の最後

スタートアップにおいて、プロダクトを最後に作るという考え方はとても重要です。多くの人が最初から完璧なプロダクトを作ろうとしがちですが、本当に大切なのはその前段階、つまり仮説検証とターゲットの研究です。どんなに素晴らしいプロダクトを作っても、求める人がいなければ意味がありません。そのために、まずはMVPを試しに売ってみて、市場の反応を確かめることが重要です。繰り返しテストを行い、「どのような層に刺さるのか?」を探りながらターゲットをより細かく定めていきます。よって、確実にニーズのある市場を見つけることが第一にやるべきことです。


今回の進捗共有会では、それぞれのプロジェクトが着実に前進していることがわかりました。フィードバックを受けて新たな視点を得たり、課題を明確にしたりすることで、次のステップに進みやすくなったのではないかと思います。

DEMODAYに向けて、今後の展開がますます楽しみです!
DEMODAYの詳細はこちらから!


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